来院の動機

以前より通院していて、姿勢の矯正に興味があった既存の患者様です。

初期の症状

朝の自分の身体の症状と仕事終わりの自分の身体の症状の違いを自覚している。
肩周り・肩甲骨周りにだるさあり。

問診・検査時の状態

肩甲骨周りの筋肉が硬い。
肩関節の動きには問題なし。四十肩・五十肩歴もなし。
肩甲骨を内側に寄せる動き、後ろに引く作用の動作をさせたとき、あまり変化が見られなかったため肩甲挙筋や菱形筋の硬さに問題がある可能性。また腕が後ろに回しにくい。

以上のことから、肩甲骨はがしをおこなうと判断した。

治療内容・経過

施術はうつ伏せと横向きを選択し、
まず、うつ伏せで肩甲骨周りの筋肉に対してアプローチ。
動きを確認しながら、ストレッチを行いました。
次に左右の肩甲骨をはがすため、それぞれ右向き・左向きに横向きになってもらい、
肩甲骨に付着している筋肉をほぐし、肩甲骨本来の動きを取り戻すアプローチを行いました。
施術後、動きを再確認すると完全ではないが肩甲骨の動きを確認できた。
週に1度は肩甲骨はがしをおこなうよう治療計画と、通院指導を行いました。

施術者のコメント

個人差はありますが、1度の施術で肩甲骨がはがれ改善する方もおります。
肩甲骨はがしは、肩甲骨の動きが良くなる他に血流の改善や姿勢の改善、
猫背、巻き肩の改善にも繋がります。